四柱推命とは

四柱推命

四柱推命とは古くから中国に伝わる占いで、生まれた年、月、日、時間からその人の性格や運気の流れを読み取ります。

占いをするには、まず生年月日と生まれた時間を十干十二支(じっかんじゅうにし)で表します。例えば、大谷翔平選手の場合、1994年7月5日生まれで、生まれた時間は詳しく知りませんがネットに書かれているように21時だとすると、このように表せます。

これを命式と呼びます。

命式の右端の欄を縦に見ていただくと甲戌(きのえのいぬ)と書かれていますが、これは大谷選手の生まれた1994年を十干十二支で表したものです。甲戌のような言い方はあまり馴染みがないかもしれませんが、これは甲子園の甲子と同じものです。甲子園球場は、1924年甲子(きのえのね)の年に作られたので甲子園という名前がつきました。同じように壬申の乱は672年壬申(みずのえのさる)の年に起きたもので、戊辰戦争は1868年戊辰(つちのえのたつ)の年に起きたのでこう呼ばれています。

十干十二支は、十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の組み合わせで出来ていて、全部で60種類あります。各年にはその60個の十干十二支が順番に当てはめられています。

月、日、時間についても同じことがいえます。もう一度大谷選手の命式を見ていただくと、生まれた月は庚午の月、生まれた日は壬辰の日、生まれた時間は辛亥の時間と読むことができます。年と同じように、月、日、時間にも60個の十干十二支が順番に割り振られています。

このように命式は、年、月、日、時間を十干十二支で表した4つの柱で出来ています。この4つの柱から運命を読み取るので、四柱推命と呼ばれています。